サンフランシスコ旅行記 ~ミュージカル Annieを観賞 ~ [旅]
サンフランシスコ滞在最後の日、言わずと知れたミュージカルの名作「Annie」を観賞しました。
「羽田発深夜便サンフランシスコ行 プレミアムエコノミー」の記事で書きましたが、今回の旅は羽田から深夜便で出発。
そして、実は帰りも深夜出発。
帰国する日のホテルのチェックアウトは正午、空港へ向かうためのピックアップは22時過ぎ・・・
およそ10時間の空き時間として食事の時間は別としても、その間ずっとショッピングなどで歩き回るのもつらい。
かといって興味のあるツアーも見つからず・・・
悩みつついろいろ調べてみると、なんと、ホテルのそばに劇場がある!
そしてあの名作、「Annie」が上演されている!!
ミュージカルなら2~3時間は座って観賞できるわけだし、これで決まり!!!
という流れで最終日のプランが決定。
ミュージカル好きな私としてはアメリカでAnnieが観られるとなりもう楽しみでたまりませんでした。
会場は私の滞在したホテルから徒歩5分程度、ユニオンスクエアからは徒歩10~15分程度の SHN Golden Gate Theater。
サンフランシスコへ出発する前に、リンク先のページからチケットを購入。
ミュージカルの英語を聞き取る自信は無いため、ストーリーと歌は事前にチェックして当日を迎えました。
会場にはAnnieと同じくらいの年ごろでドレスアップした女の子がたくさん!かわいい~!
(会場はやや古いようで、あまり豪華なところではなくそれは少し残念に思いました。)
音楽は楽団による生演奏!
舞台の端には、セリフや歌の歌詞が英語の字幕で表示される装置が設置されていたので助かりました。
上演内容も素晴らしかった。
Annie役の子はもちろん、子役の役者さんみなさん歌も踊りもとっても上手!
後に孤児のAnnieの養父となるMr.Warbucksは歌はもちろんのこと、Annieに対して抱くあたたかな愛情をはにかみながら表現する様子がとても素敵でした。
彼の秘書Grace役の女優さんはとても美しく上品ですっかり魅了されました。
何よりも素晴らしかったのが、悪役ともいえる孤児院のオーナー Miss.Hannigan!!
強欲でいじわるで、Annie達につらくあたる役柄ですが、滑稽なしぐさや表情が非常にうまいのです。
そして、素人の私が見てもわかるほど、ダントツに踊りが上手!
有名な役者さんなのでしょうか?
彼女の登場に会場はとても湧いていたし、最後に一番拍手が多かったのは彼女だったと思います。
皆さん、歌にも踊りにも役柄の個性がしっかり反映されていて素晴らしい舞台でした。
Annieの物語はとても前向きで、両親がおらず孤独だったAnnieとやはり孤独なMr.Warbucksのあたたかな愛情の交流、そしてそれを見守る人たちの優しい姿が描かれています。
有名なTomorrowはもちろん、そのほかの歌もとても印象的で、素敵なミュージカルでした。
Troika Entertainment という劇団(?)による上演だったのですが、とても素晴らしかったので今後もチェックしてみたいと思います。
公演によっては日本に来ることもあるようです。
旅行先でその時上演されているものを見るというのは、今まであまり経験が無かったのですが旅の楽しみ方のひとつとしてとてもいいなと思います。
その場所でしか感じられない空気ってありますよね。
サンフランシスコには、その他アメリカ3大オペラと言われるサンフランシスコ・オペラ、アメリカでもっとも古いバレエ団のひとつであるサンフランシスコ・バレエ、100年以上の歴史を持つサンフランシスコ交響楽団などもあるとのことなので、出来ることなら全部見てみたかった。
ヨーロッパでクラシックもいいな~と思いを馳せたり、これから行ってみたい場所や見てみたいものを想像するだけで楽しくてワクワクが止まりません!
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