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ジョヴァンニ・アレヴィ コンサート [コンサート]

2015年6月25日、イタリア人ピアニストのジョヴァンニ・アレヴィのコンサートへ行ってきました。

素晴らしかったです。
悩みも吹き飛んで、気持ちが前向きになるほどに!

1曲目のMonolocale 7.30 a.m.は、始まりのワクワクを予感させるような躍動感のある曲。
始まりと共に音楽にひきこまれ、コンサートの間中ドキドキと胸の鼓動が止まりませんでした。

時には切なく、時には優しくあたたかく、時には胸をざわつかされて、いろんな思いが湧き上がり、私はこの時いろいろと悩んでいたのですが、急に大きく気持ちが前進してしまいました。

本当に、魔法みたい。

そして、なんといってもまず目を引くのはその姿。
アフロヘアにTシャツ、スニーカー。
舞台への登場はどこかはにかんだように小走りで出てくるところもなんともラブリーでした。
さらに、1曲ごとに立ち上がり胸に手を当てて観客へお辞儀をする姿には深い思いが感じられ、胸を打たれました。

アンコールでは鳴り止まない拍手に応えて3曲を演奏!!
(さすがに3曲目では「これで本当に最後」と自ら日本語でアナウンス。)
3曲目にはスタンディングオベーションとなりました。

演奏後、CDやグッズの購入者にはサインと写真のサービスがあり、私も購入したCDを持ってドキドキしながら列に並びました。

サインをもらう際に話しかけると「テレビ(2日前にスッキリに出演していた)に出たときはとても緊張してドキドキしていたんだ」と気さくに答えてくれました。
「来年も日本に来てください」と伝えると、「君の名前を覚えておくよ!サインに書いた名前をもう一度見せて!」と実際に確認してくれて、あたたかい人柄が伝わってきて幸せな気持ちになりました。

音楽院でピアノと作曲を学び、大学で哲学も学んだジョヴァンニ。
ピアノや彼の振る舞いに、そんな思いの深さが反映されているようでした。

日本ではあまり有名ではないようですが、欧米ではとても人気があるよう。
イタリアのヴェローナでは1万2千人が集まったとか。
今回購入したCD(The Piano of Giovanni Allevi His Best 1997-2015 (CD+DVD))にはその様子がDVDに一部収められていて、そちらも素晴らしかったです。
こちらはオーケストラとの演奏で、彼がピアノを演奏しつつ指揮もするのですが、オケが加わるとまた壮大ですね。

曲調としては、久石譲とクラシックの間に位置するような感じ(あくまで個人的な感想ですが)。

ちなみに、17歳で初めて作曲したという曲のタイトルは「Japan」。
うどんが好きで、「前世は日本人だったかもしれない」と言うほどの親日家だとか。

とても聞きやすく、それでいて深さを感じさせるジョヴァンニ・アレヴィ、オススメです。
来年もまた行こう。来年もまた来てくれますように。
素敵なコンサートをありがとう、ジョヴァンニ!

↓ you tube より 「Back to life」




THE PIANO OF GIOVANNI ALLEVI His Best 1997-2015 (CD+DVD) (初回限定生産)


Love


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